競馬のノミ行為はなぜ犯罪なのか?

競馬のノミ行為はなぜ犯罪なのか? ギャンブル 違法

例えば競馬などの公営競技で、ある人物を通して馬券代を支払うとします。ある人物は馬券を買わずに馬券代を自分の利益にしても、馬券が外れれば結果的には依頼者にお金を払わなくて済み、自分の儲けにする事が出来ます。こうした行為を、馬券代を飲むと言う意味でノミ行為と言い、商売にしている人をノミ屋と言います。

日本の公営ギャンブルの控除率は25%であり、バリミュチュエル方式で当選金を支払う仕組みです。バリミュチュエル方式というのは、馬券代の中から賞金や馬や機械のメンテナンス代や人件費などを差し引いた75%を、利用者に当選金として分配する仕組みの事です。

ノミ屋の場合は、以上の経費は一切かからないため、控除率をアップさせる事が出来ます。一般的には控除率10%くらいで、ノミ屋を通して馬券を買ったほうが当選金が高くなります。これ以外にもノミ屋のメリットとして、賭けが外れても馬券代の10%をキャッシュバックするなどして、固定客が離れない仕組みにしている所もあります。

ノミ行為は競馬では競馬法第30条で禁止している違法行為です。その理由はノミ屋を利用すると、日本中央競馬会などの収益が減り、結果として国へ納めるお金も減るからです。またノミ行為は暴力団の資金源にもなる事から、警察が目を光らせる必要があるのです。ノミ行為は主催した側には、5年以下の懲役または500万円以下の罰金刑が科せられ、利用者も100万円以下の罰金が科せられます。こうしたリスクを考えると、もしノミ屋に誘われても断るのが無難です。